2013年夏、アベノミクス効果によるの物件動向
さて、アベノミクス効果による最近の西新宿周辺の動向を、現場目線からお伝えしたいと思います。
まず賃貸居住用。
こちらは例年通りといいますか、劇的に変わったという雰囲気ではないかと思います。
よくお客様から聞かれるのですが、
『賃貸は引越しシーズンしか動かないのでは』
そんなことはございません。特に新宿のような一等地は1年中動きがあります。
逆にわざと引越しシーズンを外して、暑い夏に部屋探しをする方も多いくらいです。
なぜか?
夏は決まらないイメージ=安くなる、交渉ができる
こんな考えの方も結構多くいらっしゃいますので以意外と夏でもうごくんですね。
劇的な変化はないですが順調に探しているお客様もいらっしゃるなというのが最近の感触です。
アベノミクス効果による給料UPには繋がってないのでしょう。
アベノミクス効果で劇的に変わったのが事業用の賃貸です
昨今のリーマンショック以降、東日本大震災などにより賃貸事務所は史上空前の絶不調でしたが
アベノミクス効果により劇的に内見数、成約数の変化が見られました。
このままいい流れが続けば、下がりに下がった賃料が少し元に戻るかもしれませんね。
経営陣も景気の上向きの予兆を感じ、動き始めているといった感じでしょう。
さらに劇的に変わったのが売買ですね。
『6月以降』、急に『買いたい方』、『売りたい方』が続出しております。
例年比で比べると5倍以上でしょうか。
まず6月に上場企業のボーナスUPのニュースが流れました。
これを見た時に『不動産が動く』そう実感しました。
それまでのアベノミクス効果では一部の人が潤っている状況で景気の回復感を
実感できるものではなかったと思いましたが、あくまで上場企業に限りますが
サラリーマンにも恩恵が来たという点が大きいです。
景気の予兆を感じ、今まさに買い時と考える方が本当に多くいらっしゃいます。
逆に現金化を検討していた方も、今なら売りやすいのではという考えで売却を検討する売主様も現れ始めました。
こと西新宿に関しては昨年の新築分譲ラッシュによりドン底となった中古市場からすでに大きく上向きとなっております。
不動産が動く=景気が上向く
そんな予兆を感じてなりません。
『いつ買うの??』
『今でしょ』
ちょっと古いですが、まさにこの言葉の通りかと思います。
この流れが一貫性で終わらずに右肩上がりにジリジリと上がっていくようですといいですね。
※あくまで現場の人間が肌で感じた個人的な見解になります。